
察来山(さっくる)は尾白利加、知来岳からの稜線上にあり、青山トンネルを越える手前にある小さく目立たない山である。地図上では道の表記はないが林道が察来岳
手前のピークの南側裾野を通っていることと、山頂部にふみ跡らしい痕跡があったので無積雪期にも登られているのかもしれない。
青山トンネルを出て浜益方面に少し進むと四番川を渡る、ルートはこの四番川沿いにある林道を行く事になる。駐車スペースはないために通行の邪魔にならないよう路肩を除雪しなければならいないだろう。人に会うとは考えもしなかったこの山に親子連れで来ている方がいて少し驚いた。もっとも、親子連れの方も驚いたかもしれない。しばらくは平坦な林道を進む事になる。
この林道は稜線上400m あたりを目指す道と、沢沿いの道の二股になる。どちらを行っても変わらないと思うが、たいした登りも無い中、稜線へ進む林道を行く。ここから見える山は察来岳ではない。頂上はこの斜面の向こうにあり稜線を登りきるまで見る事はできない。3月中旬の時期のせいか南東の斜面には大きな亀裂が走っている。
親子連れのパーティーは林道を少し進み、南東斜面の疎林帯から頂上を目指し、私は忠実に稜線上を進む。出だしに若干の急登はあるが問題になるようなところはない。ただし、前述の様に稜線に沿って亀裂が走っていて、しかもこの亀裂はかなりの深さがあるために上部はどうしてもブッシュ の多い西側を歩かないといけない。
結局、親子連れのパーティーはこの亀裂を越えることができず引き返したようだ。
登りきって初めて、出べそのようにぽこんと盛り上がったピークを見る事ができる。ここら辺はスノーモービルのコースなのであろうか、トレースがいたるところにある(沢沿いの林道から来るのだろう)。
頂上は木が生えていないために周りの景色を十分、堪能できる。この山には前の週にも来たのだが暴風雨のために途中から引き返している。その時は山板で来たのだが地形が平坦のために、今回はクロスカントリースキーで登っている。
板は簡単に折れてしまうために下りは要注意だが、稜線に上がるまではスケーティングで快適であった。雪の固い時期ならつぼでも十分登れるだろう。午前中にさっさと登ってしまい、午後は浜益温泉でのんびりというのも悪くない。近くには丸山、富士形山など標高が低くなだらかな山も多い。
スノーモービルは興醒めだが夏には訪れることがないだろう、これらの山を散策するもの楽しいと思う。
*タイトルに使っている画像は察来山手前のピークで察来山ピークは稜線の向こう側にある。