有明山(1634m/北大雪)

スキーツアーの山として有名な有明山に湧別川から登ってみた。
アプローチは北見峠より白滝方面に向かい、下りきる直前にある最後の大きなカーブにかかる橋(渓雲橋)から湧別川沿いの 林道に入る。林道はゲート、施錠などはないが国有林のために入林許可を受ける必要がある。

林道を2キロほど進むと左から林道が合流する。合流点は少し広くなっているので作業車の邪魔にならないように駐車し、ここからスタートする。
地形図ではconta1100m辺りまで歩道マークが出ているが実際はconta850m辺りで判然としなくなるので、無理に林道を探すよりも早めに沢に入ると良いだろう。
conta900m辺りから滑がしばらく続き、簡単に直登できる5m以下の小滝がいくつか続き平凡な沢になる。

両岸からブッシュが被り見通しがきなかった沢はconta1100mあたりから開け、有明山を望むことができるようになる。
caonta1300mまでは何もない平凡な沢である。1300の二股を左に入り少し登るとニセイノシキオマップの天国の階段のミニ版のような 滑が始まる。所々に咲いているキンバイが美しい。
この滑は200〜300mほどあり1450m二股付近まで続く。特に問題になるところはないがスリップをした場合、下まで落ちてしまう可能性があるために 初心者がいる場合は確保する必要があるかもしれない。
なお、滑の周りは潅木などビレーに使える支点はないためにハーケン類が必要である。

1450mの二股を左に入り稜線を目指す。この高さになると紅葉が始まっていて赤や黄色の葉が美しい。
詰めのブッシュは距離的に短く、また、低い笹と細いハイマツのために苦労することはない。
稜線上は地形図では天狗岳から歩道があることになっているが、去年の丸山の例もあったので期待はしていなかったが 昔の刈り分け跡が残っている。
頂上を往復し沢を下る計画であったが、1300mから始まる滑を下るには登攀具が心もとないために天狗岳まで稜線を進み 夏道を下ることに予定を変更する。
去年から登ることが多い記録を見ない沢は三つ道具を持っていっても使うことがほとんどないために、今回も同じだろうと ハーケン、ハンマーは置いてきてしまった。この沢を甘くみたつもりはないが油断してはいけないと反省。

天狗岳までは新旧刈り分けを使い楽ができる。
ただし、新しい刈り分けは最近の伐採のようで、笹の切り口が残っているところが多くウエディングシューズでの歩行は 滑るために辛いところである。
天狗岳の夏道を下り、スキー場からタクシーを呼び湧別川の車を回収し山行を終了する。

*タイトル画像は天狗岳から望む有明山。中画像は上から順番にconta900辺りから始まる滑、沢中より望む 有明山、conta1300から始まる滑、有明山を下る途中より望む天狗岳




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