
先週はアプローチに予定していたルートがスノーブリッジがないために断念し 偵察だけに終わってしまった(詳細は徳富岳のページを参照のこと)徳富岳東隣の魅力的な山容を持った 無名峰に登ってみた。
ここ一週間でずいぶんと雪解けが進み、林道に入ってすぐにある巨大砂防ダムの手前に少し雪が残る程度で 車高のある車なら林道の二股付近まで車で入れるほどである。
すでに夏タイヤに換えてしまったことと車高がない車に乗っているために、今回は林道入り口から自転車で進む。この林道を通るのはここ二週間で三回目、勝手知ったる路である。
送電線と林道が交差する地点と林道の二股の中間あたりにある右(東側)に入る林道に入る。
積雪は十分あり、最初からスキーで進む。
無名峰東のコルへ伸びる尾根に乗り、前回の到達地点を越える。514mまでは登りらしい登りはなく疎林帯の気持ちの
良い尾根を歩く。振り返ればピンネシリ方面が見える。
目を引く巨木が多く、写真を撮るのに忙しい。
514mから登りになり、やがてこの快適な尾根は一本西側の尾根に吸収される。
ピークがすぐそばに近づくがダイレクトに登ることはできない。
無名峰と749mのコル付近を目指し沢型状の地形を進むが、ここからピークまでは雪の状態一つで雪崩に対する
十分な注意が必要である。
一箇所、雪庇が落ちているところがあり、ここから稜線に出る事にする。
いつ雪崩れてもおかしくない斜面のために、点在する木をつないで慎重に登るが少し前に通過したと思われる熊の足跡が稜線に向かって
点々とついている。
その足跡は稜線手前で下っているが、尻滑りをした跡もあり可笑しかった。
稜線からピークまでは左は雪庇、右は尾白利加川に落ち込んでいる狭い片斜面が続く。
スキーで強引に進むが、新雪が降った後の通過は難しいかもしれない。
また、雪が固ければピッケル、アイゼンが必要でそれら操作に不慣れな者がいる場合はスタカットになろう。
途中でスキーをデポしツボで歩き、T字型のピークに立つ。
低気圧が接近中のために、それほど良い景色ではないが北は信砂岳から群別岳方面、南は樺戸山塊を望む事ができる。
一時は徳富岳から、このピークの環状縦走を考えた事があったが、ここから見ると徳富岳からは下る事ができないことが解る。
頂上岩壁帯の登攀の可能性に期待していたが、あまりにも見掛け倒しで登る価値はない。
ピークからは慎重に下り、安全地帯からは春の湿った雪をインチキテレマークターンで楽しみ(痛めつけられ)ながら林道まで戻る。
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